ブックタイトル30周年記念誌

ページ
8/54

このページは 30周年記念誌 の電子ブックに掲載されている8ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

30周年記念誌

 株式会社共立エンジニヤが創業30周年を迎えられ、記念誌を発刊されますこと、誠におめでたいこととお祝い申し上げます。この間の役職員の皆様並びに関係者の方々の様々なご苦心の経過あって、30年という歳月は感慨ひとしおのものと思います。 昭和61 年3 月に、親会社であるエイトコンサルタント( 現、エイト日本技術開発)の総合コンサルタント部門のうち、「測量」と「ボーリング調査」をグループの関連会社として独立させることにより、人材の活用と組織の活性化、専門能力の向上を図る、また今後の入札契約制度において地元優先指名や専門業者に対する分離発注傾向増加することを想定し、グループ全体の経営戦略の一環として、島根県松江市に共立エンジニヤ、また、愛媛県松山市に共立工営が設立いたしました。このうち、共立エンジニヤは、エイトコンサルタントの創業時の技術をさらに発展させる目的で、「測量」を主体とする地域コンサルタントとしてスタートし、その後、「ボーリング調査」を主体とする技建と統合して今日に至ったわけです。 30 年の歴史の中では、幾多の社会環境の変化や経済事情の変動に揉まれながらも、社会インフラ整備への夢と情熱を持ちながら個人と企業がともに発展してきたことと思います。 今、わが国では、国・地方自治体の財政悪化に伴う公共事業予算の低迷や人口減少社会の到来による地域経済の低迷、そして各種のインフラ設備が老朽化を迎える中で、国土強靭化や地域活性化において、進化する情報化技術の活用やビッグデータの活用も急務となっています。このように、社会のニーズは、日々高度化・多様化しています。 企業は絶えず進化・進歩していくことが必要です。今までの実績に満足することなく、E・Jグループと一体となって「優れた技術と判断力を有する、健全で持続可能な発展を目指す企業」として、50周年、100 周年へ向かって飛躍されますことを祈念申し上げます。 終わりになりますが、創業から今日までの社業発展に多大な貢献をされました皆様方並びにご家族、関係者の皆様に衷心より敬意を表しますとともに、今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申し上げ祝辞とさせていただきます。平成29 年6 月吉日E・J ホールディングス株式会社株式会社エイト日本技術開発代表取締役社長 小谷 裕司2