ブックタイトル30周年記念誌

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概要

30周年記念誌

あとがき このたび創立30 周年記念誌を発刊するに至り、誠に感慨深いものがあります。 創立当初から約15 年間は、エイト業務が大半であったものが、段々と自社受託が伸び、最近では、独立採算できるところまで来ました。このことは、エイトコンサルタント(現在のエイト日本技術開発)様のご支援、関係会社様のご協力、諸先輩・役職員のご努力のたまものと感謝を申し上げます。 この30 年間を顧みますに、エイトコンサルタント業務について、「エイトの外注率は低い」「一般外注と同じでは」などエイトへの不満を募らせたこともありました。しかし、自社で受注する難しさ、競争の厳しさを知り、それに打勝ち一本立ちすることが、EJ グループの一員としての役割であることを強く認識するようになってきました。初代の池渕社長は酒に酔うと「わが共立エンジニヤ」とよく仰っていたのが思い出されます。この愛着のある言葉には、「自社受託を伸ばし、一本立ちしなければならない」という強い思いが詰まっているように何時も思っていました。我々の業種は、いくら優秀な技術があっても受注しなければその技術力を発揮できませんので、経営戦略の基本は、「如何にして受注拡大するか」です。この「わが共立エンジニヤ」という言葉には「社員全員が、受注拡大意識を強く持ち、業務を遂行しなければならない」というメッセージであると推察しています。 小谷相談役には、色々とご指導を仰いでいますが、そのなかで最も認識させられたのは、「会社を継続することが、最も大事なことである。それには社員はもちろんであるが、その家族があってこそ会社は存続する」ということです。よく会社の財産は社員であると申しますが、それは社員が業務を遂行できる環境があって初めて言えることで、何事にも縁の下の力持ちがいることに気付かされ、肝に銘じておかなければならないと強く感じた次第です。 沢山の方々のご指導、ご協力があったからこそ、創立30 周年を迎えることができたわけでして、感謝の一言です。誠に有難うございました。 これから40 周年、50 周年と「さらなる飛躍をめざして」 社員全員が「緊張感と危機感を持ち」頑張る所存ですので、今後ともご支援、ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。平成29 年6 月吉日株式会社共立エンジニヤ 取締役 福田 和成54