島根県初 i-Construction 試行工事現場にて
島根県初 i-Construction 試行工事である「(主)松江鹿島美保関線(片江2工区)防災安全交付金(改築)工事」の現場見学に行ってきました
当工事現場は弊社がUAVによる起工測量から3次元設計データ作成、後の出来形計測を担当しています。
延長は短いものの形状が複雑で3次元設計データの作成には思った以上に時間が掛かりました
今までは、2次元設計図を基に、工事会社が丁張を行い熟練の操縦者により施工を行っていましたが、i-Constructionの導入により重機にVRSや各種センサーが取り付けられ3次元設計データをモニターで確認しながらの施工へ
こうなると、3次元設計データに間違いがあると工事はその3次元設計データどおりに施工されるため、我々コンサルタントは慎重かつ忠実にデータを作成しなければならない。
通常作成したら納品して業務完了となるが、やはり工事を担当する方も今までにない不安を持つことは当然です。
我々コンサルタントとしてアフターフォローは大事です
段階ごとに現場を確認し工事担当者との連携を密にとり工事が完了するまで同じ方向で進んで行かなければなりません。
今回現地へ行き、重機を操縦する方に話を聞くと最初は慣れるのに大変であったが、コツを掴んでくると今まで何回か重機から降りて勾配等を確認しながら作業を行っていたことが、画面で確認できる点は効率化に繋がっていると話されました
今回はここまでです。
それではまた次回へ